RGBとHEXの違いとは?カラーコードの仕組みと使い分けを解説

公開日:2026年9月11日

Webサイトや画像編集ソフトで色を指定するとき、「RGB」や「HEX」という言葉を目にすることがあります。 どちらも色を表すために使われる方法ですが、数字の表し方や利用される場面には違いがあります。

RGBは、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の3つの色を組み合わせて色を表現する方式です。 一方、HEXはRGBの色の値を16進数で表したカラーコードで、WebデザインやCSSなどで広く利用されています。

この記事では、RGBとHEXの基本的な仕組みから、それぞれの違い、変換方法、CSSでの使い方まで初心者向けにわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • RGBとは何か
  • HEXカラーコードとは何か
  • RGBとHEXの違い
  • RGBカラーの仕組み
  • HEXカラーコードの仕組み
  • RGBとHEXの変換方法
  • CSSでの使い方
  • RGBとHEXの使い分け

RGBとは?

RGBとは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の3つの光の三原色を組み合わせて色を表現する方式です。 コンピューターやスマートフォンなどのディスプレイでは、この3色の光を組み合わせることでさまざまな色を表示しています。

RGBでは、通常それぞれの色を0〜255の数値で表します。 例えば、

の場合は、赤色を表します。 すべての値が0の場合は黒、すべての値が255の場合は白になります。

RGBは画像編集ソフトやグラフィックソフト、Webブラウザなど、デジタル画像を扱うさまざまな場面で利用されています。


HEXとは?

HEXとは、RGBの色の値を16進数で表したカラーコードです。 「HEXカラーコード」や「16進数カラーコード」と呼ばれることもあります。

HEXカラーコードは、通常「#」の後に6桁の16進数を記述します。 例えば、

#FF0000

は赤色を表します。 この6桁は、RGBのR・G・Bそれぞれの値を2桁の16進数で表したものです。

例えば、

となります。 そのため、#FF0000RGB(255, 0, 0)は同じ赤色を表しています。


RGBとHEXの仕組み

RGBは10進数で色を表す

RGBでは、赤・緑・青のそれぞれを0〜255の10進数で指定します。

例えば、

RGB(0, 128, 255)

の場合、

という意味になります。 この3つの値を組み合わせることで、ディスプレイ上に特定の色を表示します。

HEXは16進数で色を表す

HEXでは、RGBの各値を16進数に変換して表します。 16進数では、0〜9に加えてA〜Fを使用します。

10進数 16進数
0 00
15 0F
16 10
128 80
255 FF

例えばRGBの「255」はHEXでは「FF」になります。 そのため、

RGB(255, 0, 0)

は、

#FF0000

と表すことができます。

なぜHEXは6桁なの?

一般的な6桁のHEXカラーコードでは、RGBそれぞれの値を2桁の16進数で表します。

部分 意味
RR 赤(Red)
GG 緑(Green)
BB 青(Blue)

例えば#3366CCの場合、

という構成になっています。


RGBとHEXの違い

RGBとHEXは別々の色表現に見えますが、一般的なRGBカラーと6桁のHEXカラーコードは、基本的に同じRGBの色情報を異なる表記方法で表したものです。

① 数値の表し方が違う

RGBは10進数を使用します。 一方、HEXは16進数を使用します。

例えば赤色の場合、

RGB(255, 0, 0)

と、

#FF0000

は同じ色を表します。

② 表記方法が違う

RGBでは「RGB(255, 0, 0)」のように、3つの数値をカンマで区切って記述します。

HEXでは「#FF0000」のように、「#」と6桁の16進数で表します。

③ 利用される場面が違う

RGBは画像編集やグラフィックソフト、プログラムなどで扱いやすい表現です。 一方、HEXはWebデザインやHTML・CSSで色を指定するときによく使われます。

④ HEXはRGBより短く書ける場合がある

6桁のHEXカラーコードの中には、3桁に省略できるものがあります。 例えば、

#FFFFFF → #FFF

#FF0000 → #F00

のように、同じ文字が各ペアで繰り返されている場合は3桁で表現できます。

ただし、すべてのHEXカラーコードを3桁に省略できるわけではありません。


RGBとHEXを変換する方法

RGBとHEXは相互に変換できます。 色そのものを変更するのではなく、同じRGB値を別の表記方法へ変換します。

RGBからHEXへの変換

RGBの各値を10進数から16進数へ変換します。

例えば、

RGB(255, 128, 0)

をHEXに変換すると、

となるため、

#FF8000

になります。

HEXからRGBへの変換

HEXカラーコードをRGBに変換する場合は、RR・GG・BBのそれぞれを16進数から10進数へ変換します。

例えば、

#3366CC

の場合、

となるため、

RGB(51, 102, 204)

になります。

変換を簡単にしたい場合

RGBとHEXの変換を手計算する必要はありません。 以下のツールを利用すると、RGBとHEXをブラウザ上ですぐに相互変換できます。


CSSでRGBとHEXを使う方法

HTMLやCSSでWebページの色を指定するとき、RGBとHEXのどちらも利用できます。

HEXで指定する

CSSでは、次のようにHEXカラーコードを指定できます。

color: #FF0000;

この場合、文字色が赤になります。 背景色を指定する場合は、

background-color: #3366CC;

のように記述できます。

RGBで指定する

RGBを使用する場合は、

color: rgb(255, 0, 0);

のように記述します。

透明度を指定する

CSSではRGBに透明度を加えたRGBAも利用できます。 例えば、

color: rgba(255, 0, 0, 0.5);

とすると、赤色に50%の透明度を指定できます。

また、CSSでは8桁のHEXカラーコードを使用して透明度を指定することもできます。

color: #FF000080;

このように、HEXとRGBはどちらもWebデザインで利用できます。


RGBとHEXの使い分け

RGBとHEXはどちらが優れているというものではありません。 目的や作業環境に応じて使い分けることが重要です。

WebサイトのCSSで色を指定する

Webサイトの基本的な色指定では、HEXが使いやすい場合があります。 例えば、

color: #333333;
background-color: #FFFFFF;

のように記述できます。 ブランドカラーやデザインガイドラインなどでカラーコードを管理する場合にも、HEXはよく利用されます。

画像編集やグラフィック制作

画像編集ソフトなどではRGBによる色指定がよく利用されます。 RGBは赤・緑・青それぞれの強さを数値として確認できるため、色を調整するときに直感的に扱いやすい場合があります。

プログラムで色を扱う

プログラミングでは、使用する言語やライブラリによってRGB・HEX・その他の色表現を使い分けます。 Web開発ではHEXとRGBのどちらも一般的に利用できます。

簡単な使い分け
  • Webデザイン・CSS → HEX
  • 画像編集 → RGB
  • プログラム → RGB・HEX
  • カラーコードを短く管理 → HEX
  • 色の強さを数値で調整 → RGB

RGBとHEXの具体例

RGBとHEXでは表記方法が異なりますが、同じ色を表現できます。 代表的な色を比較すると、次のようになります。

RGB HEX
RGB(0, 0, 0) #000000
RGB(255, 255, 255) #FFFFFF
RGB(255, 0, 0) #FF0000
RGB(0, 128, 0) #008000
RGB(0, 0, 255) #0000FF
黄色 RGB(255, 255, 0) #FFFF00
シアン RGB(0, 255, 255) #00FFFF
マゼンタ RGB(255, 0, 255) #FF00FF
グレー RGB(128, 128, 128) #808080

例えば赤色は、

RGB(255, 0, 0) = #FF0000

と表すことができます。


RGBとHEXの比較表

RGBとHEXはどちらもデジタル環境で色を指定するために利用できますが、表記方法や扱いやすさに違いがあります。

比較項目 RGB HEX
色の表現 赤・緑・青の数値 RGB値を16進数で表現
数値 0〜255 00〜FF
基数 10進数 16進数
一般的な表記 RGB(255, 0, 0) #FF0000
CSSで利用
画像編集
Webデザイン
透明度 RGBAで指定可能 8桁HEXで指定可能
3桁表記 ×

RGBとHEXのメリット・デメリット

RGBのメリット

RGBのデメリット

HEXのメリット

HEXのデメリット


RGBとHEXはどちらがきれいな色になる?

RGBとHEXは、表記方法が違うだけで同じRGB値を表している場合、基本的に色そのものに違いはありません。

例えば、

RGB(255, 0, 0)

と、

#FF0000

は同じ赤色を表します。

そのため、RGBからHEXへ変換したから画質が良くなったり、色が鮮やかになったりするわけではありません。 重要なのは、目的に応じて適切な色表現を選択することです。


HEXカラーコードには3桁・6桁・8桁がある

HEXカラーコードには、一般的な6桁表記だけでなく、3桁や8桁の表記もあります。

3桁のHEX

3桁のHEXカラーコードは、6桁のHEXを省略した表記です。 例えば、

#FFFFFF → #FFF

のように記述できます。

ただし、6桁の各色成分が同じ数字の繰り返しになっている場合に限り、省略できます。

6桁のHEX

最も一般的なHEXカラーコードです。

#RRGGBB

という形式で、RRが赤、GGが緑、BBが青を表します。

8桁のHEX

8桁のHEXカラーコードでは、RGBに加えてアルファ値(透明度)を指定できます。

#RRGGBBAA

という形式で、最後のAAがアルファ値を表します。

そのため、透明度を含めて色を指定したい場合には8桁HEXを利用できます。


よくある質問

RGBとHEXは何が違いますか?

RGBは赤・緑・青の3色を0〜255の10進数で表す方式です。 HEXはRGBの値を16進数で表したカラーコードです。 例えばRGB(255, 0, 0)と#FF0000は同じ赤色を表します。

HEXはRGBより高画質ですか?

いいえ。 RGBとHEXは色の表記方法が異なるだけなので、同じRGB値を表している場合、HEXにしたことで画質が高くなるわけではありません。

WebサイトではRGBとHEXのどちらを使えばいいですか?

どちらもCSSで利用できます。 基本的な色指定ではHEXが扱いやすい場合が多く、透明度を含めた指定や数値による色の調整ではRGB・RGBAが便利です。

RGBからHEXへ変換できますか?

はい。 RGBの各値を10進数から16進数へ変換することでHEXカラーコードに変換できます。

HEXからRGBへ変換できますか?

はい。 HEXカラーコードのRR・GG・BBをそれぞれ16進数から10進数へ変換することでRGBに変換できます。

#FFFFFFとRGB(255,255,255)は同じ色ですか?

はい。 どちらも赤・緑・青の値が最大になっているため、同じ白色を表します。


まとめ

RGBとHEXは、どちらもデジタル環境で色を表すために利用される方法です。 RGBは赤・緑・青の3つの値を0〜255の10進数で表し、HEXはそのRGB値を16進数のカラーコードとして表します。

例えば、

RGB(255, 0, 0) = #FF0000

のように、表記方法が違っても同じ色を表すことができます。

RGBとHEXの違いを理解しておくと、Webデザインや画像編集、CSSでカラーコードを扱うときに便利です。


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